遠距離恋愛をしていると、「交通費や移動の負担、なんだか自分ばかり多い気がする…」とモヤモヤすることはありませんか?
私も彼女との遠距離中、毎回こちらが車を出す流れになったり、会いに行く回数が偏ったりして、不公平さを感じたことがあります。
ただ、そのまま我慢してしまうと小さな不満が積もり、気まずい空気やケンカにつながってしまうことも。
そこで、不公平さを感じたら、早めに冷静に話し合うことが一番大切だと気づきました。
この記事では、私の体験をもとに「不公平を感じたときのすり合わせ方」と「話し合いをスムーズに進めるコツ」を紹介します。同じように遠距離恋愛で悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。
遠距離恋愛で交通費が不公平に感じやすい理由
遠距離恋愛では、どちらかが必ず相手の住む場所まで移動する必要があります。
中間地点で会うこともできますが、毎回そうはいきません。そのため、交通費の負担が一方に偏りやすくなります。
具体的には、次のような理由で「不公平だな」と感じやすいです。
- 毎回どちらかが移動しているから
- 収入や生活費の差があるから
- 「会いたい気持ち」をお金に換算しづらいから
毎回どちらかが移動しているから
新幹線や飛行機など長距離の移動費は高額です。車を使ってもガソリン代や高速代がかかり、決して安くはありません。
収入や生活費の差があるから
同じ金額を払っても、年収や生活状況によって負担感は大きく変わります。経済的に余裕がない方にとってはストレスになりやすいです。
「会いたい気持ち」をお金に換算しづらいから
「会いたいから行く」気持ちで動いているのに、交通費をシビアに計算すると気持ちが冷めてしまうこともあります。
実際に起きた交通費トラブル体験談
私が遠距離恋愛をしていたとき、交通費が原因で気持ちがすれ違ってしまったことがあります。
最初の頃は「会えるだけで幸せ」だと思っていました。ところが、彼女のもとへ行くには車で片道2時間、高速道路を利用しなければなりません。
移動にかかる時間もお金も決して軽くはなく、それが積み重なるうちに、次第に「負担は自分ばかりではないか」という不公平感を覚えるようになっていきました。
あるとき思い切って「次はそっちから来てほしい」「中間地点で会わない?」とお願いしました。
しかし、彼女はあまり良い顔をせず、その場の空気が一気に気まずくなったことがあります。本来なら楽しい時間になるはずなのに、交通費のことで雰囲気が悪くなってしまったのは正直つらかったです。
さらに厄介だったのは、お金の話を切り出しにくいことでした。「自分ばかり負担している」と思いながらも、直接伝えるのは気が引けて、結局モヤモヤを抱えたまま会い続けていました。その結果、会うこと自体が少し重荷に感じてしまった時期もありました。
交通費で喧嘩しないための3つの工夫
遠距離恋愛では、交通費の負担が原因で小さな不満が積み重なり、やがて喧嘩に発展してしまうこともあります。私自身も実際にトラブルを経験したからこそ、「同じ失敗は繰り返したくない」と強く思うようになりました。
実際にトラブルを経験した私が遠距離恋愛で交通費が原因の喧嘩を避けるために、私が意識していた工夫が3つあります。
- 交互に行き来するルールを作る
- 交通費は「会いたい気持ちの投資」と考える
- 不公平を感じるときは早めに話し合う
交互に行き来するルールを作る
一つ目は「交互に行き来するルールを作ること」です。毎回どちらか一方が移動していると不満が溜まりやすいので、「今回は自分が行くから、次は君が来てね」と決めておきました。これだけで負担感がぐっと減り、お互いに気持ちのバランスが取りやすくなったのです。
とはいえ、実際には仕事の都合や体調、イベントなどで「本当は相手の番だけど、結局自分が行く」こともあり、思った以上にスムーズにはいきませんでした。さらに、彼女の気持ちとして「車での移動は男が出すもの」という認識があったようです。そのため、「次は来てほしい」とお願いしても、なかなか納得してもらえないこともありました。
そこでよく話し合ってみると、彼女の中には「土地勘がない」「運転が不安」「荷物が多い」といった理由があり、決して甘えだけではないことが分かりました。最終的には「中間地点まで電車で来てもらい、駅からは俺が車で迎えに行く」形に落ち着いています。
完璧に交互というわけにはいきませんでしたが、ルールを決めておいたおかげで「本来は交代の番だよね」と冷静に伝えやすくなり、不公平感をため込まずにいます。少しずつ歩み寄れるようになったのは、このルールのおかげだったと思います。
交通費は「会いたい気持ちの投資」と考える
どうしても金額だけで比べると不公平に見えてしまいますが、「好きな人に会うための必要経費」と割り切ることで気持ちが楽になりました。
実際、私の友達は交通費の負担をめぐって何度もケンカになり、最終的には別れてしまいました。「どっちがどれだけ払うか」という金額の話ばかりになって、肝心の「会いたい気持ち」が見えなくなってしまったそうです。あのときの友達を見て、「お金のことだけで気持ちまで壊れてしまうのはもったいないな」と感じました。
とはいえ、正直なところ毎回そう思えるわけではありません。金欠のときや、立て続けに自分が行くことになったときは「やっぱり負担が大きいな…」と感じることもありました。完璧に割り切るのは難しかったですが、考え方を少し変えるだけで心の余裕は増えたと思います。
不公平を感じるときは早めに話し合う
一番大切だと思ったのは、「モヤモヤを溜め込まず、早めに相談すること」でした。実際に私は、しばらく我慢してから伝えたことで、せっかくのデートなのに気まずい空気になってしまった経験があります。そこで学んだのは、「不満を溜め込んでから話すと、どうしても感情的になってしまう」ことです。
だから後半は、少しでも違和感を覚えたら「今月はちょっと負担が大きかったから、次はそっちに来てくれると嬉しいな」と、できるだけ柔らかい言葉で伝えるようにしました。冷静に話せば意外と相手も理解してくれて、「じゃあ次は私が行くね」と前向きに返してくれることが多かったです。
さらに、話し合うときのコツは「責めないこと」と「感謝を伝えること」。例えば、「いつも来てくれてありがとう。でも今月は少し大変だから、次はお願いできる?」と伝えるだけで、相手も「自分ばかり責められている」とは感じにくくなります。恋愛では、お金や負担のことそのものよりも、「どう伝えるか」が関係を長続きさせる鍵になるんだと実感しました。
実際、私の友達カップルはこの「話し合い」を避けた結果、すれ違いが積み重なって別れてしまいました。相手に遠慮して言えなかった気持ちが、結局「不満」として爆発してしまったそうです。その話を聞いてから、私は余計に「小さな違和感のうちに素直に伝える」ことを意識するようになりました。
まとめ
遠距離恋愛では、会いに行く側と迎える側でどうしても負担の差が出やすくなります。私自身も「車は男性が出すもの」と考える彼女との違いや、交通費・時間の偏りに悩みました。ですが、解決のきっかけになったのは、不公平を感じたら早めに話し合うことです。
我慢してから伝えると感情的になりがちですが、「今月は負担が大きかったから、次は来てもらえると助かる」と冷静に伝えると、相手も理解してくれることが多いと実感しました。大切なのは、「お互いに歩み寄る姿勢」と「モヤモヤを溜め込まずに素直に言葉にすること」です。
遠距離恋愛は負担もありますが、うまくすり合わせることで信頼関係がより強くなります。会うための努力そのものが、二人の絆を深める時間になるはずです。
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