「せっかく一緒にいるのに、恋人がスマホばかり見ていて寂しい…」
そんな経験はありませんか?
楽しいデートのはずが、相手がSNSに夢中になっていると「私よりSNSの方が大事なのかな」と不安になったり、会話が途切れて孤独を感じてしまうものです。
とはいえ、強い口調で「やめてよ」と言ってしまうと、雰囲気が悪くなって喧嘩に発展してしまうこともあります。
この記事では、私自身の体験をもとに「恋人がSNSばかりで寂しいときの伝え方」と「喧嘩を防ぐための工夫」を紹介します。
上手に気持ちを伝えるコツを知れば、不安は解消され、二人の関係はもっと心地よいものになるはずです。
なぜSNSばかりだと不安・寂しく感じるのか
恋人がSNSばかり見ていると、相手は「大切にされていない」と感じてしまうため、関係にすれ違いを生みやすいです。
SNSを見ている間は会話が途切れたり、注意がスマホに向かってしまうでしょう。その結果、以下のような気持ちを相手に与えてしまいます。
- 一人でいるような孤独感が生まれる
- 「私よりSNSが大事なの?」と誤解につながる
- 一緒にいるのに繋がれていない感覚になる
実際に私も、食事中に彼女がインスタ映えを気にして写真ばかり撮っていたときに寂しさを感じました。なかなか食べ始めず、ようやく少し食べたと思ったら「はい、あげる」と差し出され、「写真を撮るのがメインで、私との食事は二の次なのかな」と不安になったのです。
そのとき「投稿まで食事中に済ませると、せっかくの時間が削られてしまう」と気づき、「写真は撮ってもいいけど、アップは後でにしてほしい」とお願いしました。このシンプルなルールを決めただけで、誤解や不安は大きく減り、気持ちが楽になりました。
つまり、SNSばかりに見える行動は相手に「大切にされていない」と誤解されやすいものです。小さなルールや工夫でその誤解を防げば、安心して一緒の時間を楽しめるようになります。
不安・寂しさをうまく伝えるコツ
ここでは、私が実際に意識している「伝え方のコツ」を紹介します。
不満をそのままぶつけるのではなく、3F法(Facts-Feelings-Future)を使うと、角が立ちにくく素直に受け止めてもらいやすくなります。
3F法はもともと営業活動などで使われる反論処理の手法ですが、恋愛にも応用できる便利なフレームです。
- 事実(Facts)
「食べる前に、インスタ映えの写真を撮って、その後インスタにアップしていたよね」 - 感情(Feelings)
「その間、ちょっと一人で食べている気分で寂しかったな」 - 未来(Future)
「写真は撮ってもいいけど、アップは後でにしてくれると嬉しいな」
ポイントは、相手を否定しないことです。
「あなたはいつもそう!」と性格を責めてしまうと、すぐに喧嘩の原因になります。
あくまで「具体的な行動」+「自分の感情」+「これからのお願い」に分けて伝えると、相手も受け止めやすくなり、前向きに改善してくれる可能性が高まります
実際に失敗した&うまくいった体験談
私自身も、最初は伝え方を間違えて失敗したことがあります。
食事中に彼女がSNSを見ているのを見て、思わず「やめてよ」と強めに言ってしまったんです。その瞬間、彼女はムッとしてしまい、その後のデートもどこかぎこちなく、私自身も憂鬱な気持ちを引きずってしまいました。
しかし後日、冷静になって「昨日は言い方がきつくてごめんね。でも、ご飯のとき少し寂しくてああ言っちゃったんだ」と落ち着いて伝え直しました。
すると彼女も「そうだったんだ、ごめんね」と理解してくれ、関係がスッと元に戻ったんです。やはり、相手を責めずに自分の気持ちを素直に伝えることが、二人の関係を良くするコツだと感じました。
一方で、友達カップルは「デート中に彼氏が携帯ゲームばかりしていたこと」に不満を抱えながらも、相手に強く言えず我慢し続けていました。
結果として小さな不満が積み重なり、最後は爆発して大喧嘩に発展し、別れてしまったのです。その姿を見て、私は「違和感のうちに伝えることがいかに大切か」を改めて実感しました。
まとめ
恋人がSNSばかり見ていると、相手は「大切にされていないのでは?」と誤解しやすく、不安や寂しさにつながります。しかし、それは必ずしも愛情不足ではなく、習慣や癖からくる行動であることも多いのです。
大切なのは、モヤモヤをそのままぶつけるのではなく、具体的な行動+自分の感情+これからのお願いに分けて伝えること。3F法を使えば、喧嘩にならずに気持ちを共有できます。
私自身も「やめてよ」と強く言って失敗しましたが、「寂しかった」と素直に伝え直すことで、相手は理解してくれました。逆に、違和感を我慢し続けた友達カップルは不満が爆発し、別れてしまったのです。
つまり、小さな違和感のうちに、優しく・具体的に伝えることが、二人の関係を長続きさせる最大のポイントです。
お互いを責め合うのではなく、「一緒に過ごす時間をもっと心地よくしたい」気持ちを共有することこそが、信頼を深める近道になるでしょう。
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